WHOが年末の時点でのエボラ出血熱の感染者と死者の数を報告しています。（中間発表は、CDCが出している数字が便利です。）CDCの「Case Counts」によると、2014年の末日の死者は、全体では8004人で、感染者の数は2万416人です。国別の状況をまとめました。こ…

2014年のエボラ出血熱の流行では「少なくとも2万人」がウイルスに感染した、と考えられています。流行を引き起こしたのは「ザイール株」と呼ばれる死亡率が高いウイルス株で、今回の流行でも当初は感染者の70%が死亡していた、と報告されています。現在は感…

西アフリカのシエラレオネで「Save the Children」の一員として活動していた、英国の看護師ポーリン（Pauline Cafferkey）さんは、不運にもエボラウイルスに感染して、英国内で発症し、現在ロンドンにある「Royal Free Hospital」での隔離治療が開始されてい…

この記事は、英国の医療従事者がエボラ出血熱を発症したの続報です。現在、英国のロンドンにある「Royal Free Hospital」には、エボラ出血熱を罹患した英国人の女性が入院しています。彼女は英国で「エボラ出血熱」の治療を受ける2人目の患者ですが、一人目…

今回は、NHKのみんなの今日の料理で、「冷凍」が可能なおせちレシピをまとめてあります。これは高城順子先生が作成されているもので、特に「冷凍紅白なます」が人気です。また「肉・魚などの冷凍おせち」は普段使いでお惣菜にもつかいまわせます。下処理の方…

NHK きょうの料理 の作り置きレシピ２は、お肉＋野菜の作り置きレシピです。 今回は、NHKのみんなの今日の料理で、「数日の冷蔵保存」・「冷凍」が可能なお肉」野菜レシピをまとめてあります。料理は先生によって微妙に味付けが異なるので、レシピの下の「私…

続報が出ています。英国のエボラ患者は「血液」を提供された日本では、「もしかしてエボラ？」ケースの陰性が確定したばかりなのですが、英国ではシエラレオネのケリータウン（Kerry Town）にあるエボラ出血熱の治療センターで活動していたNHS（英国の公的医…

エボラ出血熱流行国からの入国者での4例目の疑い事例です。一応情報が出ていたので、メモ書きしておきます。 12/29：国立感染症研究所で現在確定診断中です。2014年12月29日20時 陰性である事が確定しました。良かったね。熱は平熱にもどったそうです。この…

お肉の作り置きレシピです。今回は、NHKのみんなの今日の料理で、「数日の冷蔵保存」・「冷凍」が可能なお肉レシピをまとめてあります。料理を作って展開しているものは料理の下に展開料理が並んでいます。また、同じ先生が同じ時期に作っている作り置きレシ…

国境なき医師団が、ギニアで開始された「ファビピラビル（favipiravir）・アビガン」の臨床試験について、公式声明を出しています。ギニアでの臨床試験が開始されたのが2014年の12月17日である事が、MSFの声明で正式に確認されました。既に臨床試験の開始か…

シエラレオネでエボラウイルスに感染して「エボラ出血熱」を発症したイタリア人医師が、イタリアのローマにあるスパランツァーニ感染症研究所に運び込まれてから1ヶ月がたちました。現在もまだスパランツァーニ感染症研究所でエボラ出血熱の治療を受けている…

「STAP細胞の非実在について」 この衝撃的な言葉がWeb上に現れたのは、2014年3月5日の事でした。発言者はkahoさん。

WHOによる最新のエボラ報告書が出ました。12月24日の報告によると、現在のエボラウイルス感染者は全体で「1万9497人」、そのうちの死者が「7588人」でした。実際には、エボラ出血熱が流行しているのは西アフリカの、ギニア、リベリア、シエラレオネで、今回…

クリスマスの時期に、嬉しくない予測が出ています。BBCが、「エボラ危機の終息に、あと1年程度が必要になる可能性が高い」、という専門家の予測を掲載しました。嬉しくない予測を出してくださったのは、「Peter Piot」博士です。この記事の続きを読む

ランセット（Lancet）誌に、「フィロウイルスワクチン」の臨床試験の報告が掲載されました。今回報告が出ているのは、ウガンダのマケレレ大学（Makerere University）によって行われたエボラウイルスを含む「フィロウイルス」に対するワクチン試験の結果につ…

ただし「電子書籍リーダー」の場合だそうです。より良い眠りの為の条件は、だんだん暗くなる中で過ごして脳が「夜なので寝る」と認識してくれる条件を作り出す事だとされています。脳は目から入ってくる光の量の変化によって「寝る時間」を認識し、「睡眠促…

退院しました。2015年1月2日 イタリア人医師が退院したシエラレオネでエボラ出血熱対応支援にあたっていたイタリア人医師がエボラウイルスに感染して、エボラ出血熱を発症した事が伝えられたのは、今から1か月ほど前の11月25日の事でした。この記事の続きを…

「ファビピラビル（Favipiravir）・アビガン」＋エボラという検索の結果が依然としていささか心もとないので、臨床試験の結果を待つ間に（あと数日で最初の段階の状況が報道されると思います。）、今回の「ファビピラビル（Favipiravir）・アビガン」の臨床…

エボラ出血熱には現在標準的治療が存在していません。先進国での治療の為に搬送された患者達には、様々な「実験的治療薬・実験的手法」が用いられています。つまり「できる事はすべて行う」です。その為、治療が行われた症例は徐々に増加してきましたが、「…

シエラレオネは、今回のエボラ出血熱の流行以前から、「医療基盤が弱い国」でした。以前紹介したように、世界保健機関：WHOは、シエラレオネでは10万人に対して医師の数が1人しかいないと見積もっています。/* 日本では260人を超えている */シエラレオネに置…

今、朝日新聞が速報で、「小保方晴子という職員が、理研に退職願を提出した。」、と伝えた。

H5N1インフルエンザとエンドセリン阻害剤 エボラ出血熱というウイルス疾患には、現在まで有力な治療薬は承認されていません。治療は本質的に「対症療法」で、身体の状態をよりよく保ちながら、免疫系が活性化してウイルスを排除できるようになるのを待つ、と…

BBCが、現在もエボラ出血熱の非常に激しい流行が局地的に続いているシエラレオネが、個別訪問による「隠れたエボラ患者」の探索を行う、と報道しています。Ebola: Sierra Leone begins house-to-house searches シエラレオネは（エボラ出血熱患者の）戸別探…

現在イタリアのスパランツァーニ感染症研究所（Lazzaro Spallanzani）で、エボラ出血熱の治療が続いている男性医師の容体についての公式な報告は「木曜日に次の情報が出る」、とされていますが、記者達はもちろんみんなあちらこちらに突撃しています。今朝ま…

2015/08/15追記 このBlogは引っ越しています。ファビピラビル・アビガンの最新記事は、カテゴリ：エボラ出血熱 > ファビピラビル・アビガンで読めます。 2015/2/4追記 最新の結果が欲しいなら、記事はこの２記事です 「ファビピラビル・アビガン」の治療効果…

aljazeeraこの写真は、シエラレオネのケネマという地区で撮影された「エボラ出血熱の死者達の墓地」のものです。この記事の続きを読む エボラ出血熱のその他の記事を読む人用 エボラ出血熱の記事 目次

12月15日の医療公告が出ています。 非常に短く、かつ、非常に良い情報です。「患者の容体は改善された」 「体調は順調に回復している」この記事の続きを読む

さて、西アフリカのシエラレオネでエボラウイルスに感染して、イタリアのローマに有る「国立スパランツァーニ（Spallanzani）感染症研究所」に、イタリア空軍機を使って搬送された匿名の男性医師ですが、金曜日の定例の医療公告（患者の現状について報告する…

毎年恒例の ・・・ ではありません。現在エボラ出血熱の流行が続いている西アフリカで、唯一新規感染者の減少が見られていないシエラレオネの政府が「今年のクリスマスはありません」と宣言したのです。この記事の続きを読む

エボラ出血熱の感染者と死者の発表は、いささか信頼性に欠けます。WHOの報告であっても。参考記事：シエラレオネのエボラ出血熱は「過小報告」されている加えて、まだ正式版ではありませんが、一昨日には感染者の総数は既に1万8000人を超えています。シエラ…