2016-01-01から1ヶ月間の記事一覧

米国のエボラ患者「危篤」を脱出

米国のエボラ出血熱患者について、情報が出てきました。患者は現在、「深刻な状況:serious」だそうです。この記事の続きを読む エボラ出血熱のその他の記事を読む人用 エボラ出血熱の記事 目次

リベリアのエボラ患者が増加している?

リベリアは、先週一人の女性がエボラウイルスに感染している事が確認され、ようやく手に入れた「エボラゼロ」の日常が消え去ったばかりです。そして、今日のモンロビアの現地報道では、新たにエボラ出血熱を発症している事が疑われる患者が、2名出ている事が…

WHO:エボラ報告(3月25日)

定例になっているWHOのエボラ出血熱の現状報告で、今週の西アフリカの感染者数・死者数の新しい数字が出ました。2015年3月25日発表での西アフリカ三国のエボラ出血熱感染者の今週の報告者数は「79人」でした。先週よりずっと少ないですし、その数字は実は201…

エボラの幼児死亡率は高い

エボラ出血熱という疾患が、子どもにとても危険である事は既に知られていますが、その実際の数字が「New England Journal of Medicin:NEJM」で公表されました。Ebola Virus Disease among Children in West Africa http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NE…

ギニアは「リングワクチン接種」を開始した

先日ギニアのワクチン臨床試験がスタートした事を記事にしましたが、今日第二弾にあたる「ring vaccination」がスタートした事が報じられました。2015年3月25日 接種に用いられているのは「VSV-EBOV」ワクチンで、エボラウイルス・ザイール株 /* 今回の流行…

リベリアでのエボラ出血熱拡大が懸念されている

リベリアは、半月近く続いたエボラ出血熱患者ゼロが途切れ、女性患者一人が報告されていますが、その後「感染拡大」が懸念されているという事が報じられています。患者の名前と年齢が表に出てきました。 Ruth Tugbahさんという44歳の女性だそうです。この記…

リベリアのエボラ患者の感染源は・・・

先週、エボラゼロの日々が続いていたリベリアで、エボラ出血熱の患者が報告され、「エボラフリー」への道が険しい事が示された、という事を記事にしました。参考記事:リベリアで再びエボラ患者が出た 参考記事:リベリアで再びエボラ患者が出た 続報AP電に…

日本のエボラ出血熱 まとめ

エボラ出血熱は、発生が確認されてから1年が経過した現在でも、西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネという三国に未だに居座り、感染を広げ続けています。非常に異例の大規模・長期流行になった今回のエボラ出血熱ですが、地理的歴史的に遠い日本とい…

「ラウンドアップ」に発がん性?

気になる話が出ています。NYTが記事を出しているのですが、ちょうど時事通信社が同じ内容を配信しているので、それを出しておきます。除草剤成分に発がん性=米モンサントは反発−WHO 【シカゴ時事】世界保健機関(WHO)の専門組織である国際がん研究機…

お米を食べて痩せよう

お米を低カロリーにする研究の話です。といっても、粒状に加工したこんにゃくを混ぜ込むとか、精米手法の開発でかさ増しするとか、難消化性でんぷんの含有量を増やす為の品種改良を進めるとかの話ではありません。この話が出たのは、「249th National Meetin…

国境なき医師団はWHOのエボラ対応を批判する

先日、WHOの幹部達が「西アフリカのエボラ出血熱の流行が、公衆衛生上の緊急事態である事を宣言するのを、政治的な配慮などによって数か月遅らせた」、という事が電子メールによって明らかにされた、という事が報じられました。参考記事:エボラ緊急事態宣言…

海上自衛隊の料理レシピ

NHKが海上自衛隊の「てるづき」ビーフカレーを紹介していた。せっかくだから、リンクを出しておく事にする。 NHKみんなのきょうの料理 「てるづき」ビーフカレー(時松Ver.) http://www.kyounoryouri.jp/index.php?flow=recipe_detail&rid=20491この皿も「…

シエラレオネの外出禁止令は全国規模に拡大

シエラレオネの大統領が、全国民に対して「3日間家から出る事を禁止する」事を発表しています。前回の記事「シエラレオネが外出禁止令を宣言した」では、「シエラレオネは現在エボラ出血熱の流行が続いている首都のフリータウンとその周辺地区に対して、3月2…

リベリアで再びエボラ患者が出た 続報

・・・ もぞもぞ ・・・リベリアでは、最近の3週間にわたって新規エボラ患者の報告がなかった状態から、新しいエボラ感染者が報告されたことをお伝えしました。この記事の続きを読む

STAP細胞調査に8360万円

なんとコメントして良いのかわからないような「STAP」費用明細が出ています。報道しているのは毎日新聞で、小保方晴子という理研元研究員の「STAP捏造」事例での調査に必要とされた費用が実際にどれだけに上ったのかが報じられました。総額は「8360万円」に…

リベリアで再びエボラ患者が出た

・・・ [悲報]と思わずつけたくなる記事です。リベリアは最近の3週間にわたって、新規エボラ患者の報告がありませんでした。WHOが2015年3月18日に発表したエボラ報告書でも、わざわざ「リベリアではエボラ出血熱の最後の患者が治癒してから(エボラ陰性が確…

エボラ緊急事態宣言はなぜ遅れたのか? 更新版

今、ろくでもないニュースが流れてきました。WHOが「エボラ出血熱に対する公衆衛生上の緊急事態」を宣言したのは、2014年8月8日です。参考記事:WHO:エボラ出血熱に緊急事態宣言エボラ出血熱は、国際的な公衆衛生上の緊急事態、という宣言が出されたのですが…

エボラ耐性タブレットが開発された

・・・エボラ耐性タブレット? 原語では'Ebola-proof' tabletです。これは、化粧品などで見られる「water-proof(水に強い、耐水性)」などと」類似した使い方になると考えられますが、今回の記事の主役であるそのタブレットの最も優れた性能は、「エボラウ…

シエラレオネが「外出禁止令」を宣言した

BBC版が出たので記事が更新されています。条件は「部分的な封鎖」です。国民の4割が対象ですので、やはりとても大規模ではあるのですが、ローカル紙(AP電)が報じていた「全国を対象にした」ものではないようです。Ebola crisis: Sierra Leone lockdown to …

タミフル訴訟、原告敗訴

今日はいろいろな事を思い出させるニュースが続いています。タミフル訴訟、原告敗訴 転落死した子どもの遺族 インフルエンザ治療薬タミフルの服用後に転落死した子どもの遺族が、副作用による異常行動を認めず、遺族一時金を不支給とした決定は不当として、…

Windows 10は7月に提供開始

「Windows 10」のアップグレード版/プリインストール版提供について、PC Watchから詳細な記事が出ています。長い記事なので、記事内容をつまみます。全文を読んでみてください。Windows 10は7月にアップグレード版/プリインストール版が同時提供 〜異例づく…

WHO:エボラ報告(3月18日)

定例になっているWHOのエボラ出血熱の現状報告で、今週の西アフリカの感染者数・死者数の新しい数字が出ました。2015年3月18日発表での西アフリカ三国のエボラ出血熱感染者の累計は「2万4666人」、死者が「1万0179人」です。この記事の続きを読む

ギニアでエボラ集団感染

ギニア現地の報道によると、現在の集団感染事例の患者は32人に増加しています。ロイター電によると、ギニアで「1日のエボラ患者の報告が21人に達した」模様です。最近は1週当たりで55人前後でしたので、1日で21人は当局もショックでしょう。この記事の続きを…

理研、小保方氏に費用返還請求へ 近く決定

既に、窃盗や業務妨害などによる刑事告訴は見送られる事になる、という報道が出ていた小保方晴子という理研元研究員の「STAP」捏造事例での理化学研究所の対応ですが、毎日新聞が「費用返還請求」の記事を出しています。

ふたりのエボラ患者

ニューヨークタイムズ紙が、「同時に発症した米国人エボラ患者と、シエラレオネ人エボラ患者の治療の違い」について記事を出しました。契約記事なので、リンクしていません。エボラ治療は、アメリカ人とアフリカ人では異なっている、というこの記事は「西ア…

米国のエボラ患者は男性医師

米国のエボラ患者についての情報 いくつか事実が出ていますので、出しておきます。増えたら追加します。この記事の続きを読む

米国の患者が「危篤」状態へ

米国に搬送された、シエラレオネでエボラ出血熱を発症した患者ですが、米国の各紙がいっせいに「危篤:Critical」である、と報じ始めました。米国国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)の隔離施設に入院した時点で、匿名のこの患者はすでに…

理研、小保方氏の告訴見送り

自殺者までだし、日本の科学研究の中心を形成している研究組織である理化学研究所の信用、ひいては日本の科学研究の信用に大きな傷を残した「STAP」という名前の虚偽研究騒動に、一年以上が経過して幕が引かれる事になるそうです。

資料:マラリア陽性者のエボラ検査

エボラ疑い患者ではないと考えられるケースですが、報道が出ていますので資料として残します。リベリアから帰国の男性発熱 エボラ感染の有無検査 共同通信 2015/3/16厚生労働省は16日、西アフリカのリベリアに滞在し、4日に帰国した東京都在住の外国籍の40…

エボラ感染可能性者は「健康観察中」

シエラレオネでエボラ出血熱を発症して、本国に緊急搬送された患者が、先週2名出ています。一人は英国へ。もうひとりは米国へ。それぞれの母国で、既に治療は開始されました。そして、その情報と共に伝えられたのが、「感染可能性がある他の人達も母国に戻る…