2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
・・・論文を待っていたのですが、論文ではなく解説記事がサイエンスマガジンに掲載されました。おそらく日本語版が出るでしょうから、概要にします。/* sciencemagも運営主体は一緒ですが、こちらの許可はもらっていないので悪しからず。*/この記事の続きを…
理研、小保方氏らの刑事告訴と研究費返還請求を検討 日本経済新聞 2015/2/10理化学研究所は10日、小保方晴子氏らに対し、刑事告訴と研究費返還請求を検討していることを明らかにした。「少なくとも検証実験にかかった1500万円と若山(照彦)研究室にいたとき…
小保方氏:「懲戒解雇相当」 STAP論文不正で理研 毎日新聞 2015年02月10日 小保方氏は「懲戒解雇相当」 共同研究者の若山照彦・山梨大教授については「出勤停止相当」 竹市雅俊元センター長はけん責処分 丹羽仁史・元プロジェクトリーダーは文書による厳…
・・・はてなブックマークを見て、あららと思いましたので、「きちんとした料理がどこにあるのか」、ちょっと書きました。料理は「長く料理を教えていて、初心者が間違えそうなポイントを熟知し、それをさりげなく説明しながら料理を教えてくれる」ベテラン…
さて、ギニアでフランス国立保健医学研究機構(INSERM)が主導して、「ゲケドゥ(Gueckedou)」と「ンゼレコレ(Nzerekore)」で行われていた「ファビピラビル(favipiravir)・アビガン」の臨床試験は、血液中のエボラウイルス量が「低から中」という段階の…
Blog内部の記事をまとめました。分野ごとに並べています。最新のギニア報道 ファビピラビル・アビガンについて フランスでの看護師さんの治療と臨床試験開始の表明 臨床試験開始の決定とその後 WHOと欧州委員会の臨床試験についての説明 富士フイルムの発表…
ギニアの公式なエボラ報告になります。2015年2月5日の18時までの確定数 流行の始まりからの患者は、3015人 流行の始まりからの死者は、1976人 死亡率は、65.5% これまでエボラ出血熱を発症して助かったのは、1/3だという事です。半月ほど前の数字と同じです…
ギニアで行われていたフランス国立保健医学研究機構(INSERM)、ギニア政府、MSF、ALIMAなどが行ったエボラ対策会議の結果、現在ギニアの「ゲケドゥ(Gueckedou)」と「ンゼレコレ(Nzerekore)」で行われている「ファビピラビル(favipiravir)・アビガン」…
ファビピラビル・アビガンの臨床試験の初期段階で非常に「有望」な結果が得られた、という報告が出されていますが、実際にはもう一つの臨床試験「エボラ回復者達から提供される血液」から作成される「エボラ抗体を含む血液製剤」の有効性の検証も注目されて…
ル・モンド(Le Monde)が今回のファビピラビルの臨床試験の早期報告について、記事をだしています。Blog記事の表題はル・モンドの見出しからとりました。L’espoir d’un traitement efficace contre (Ebolaエボラに対する効果的な治療への希望) Le Monde |…
WHOによる最新の報告が出ています。前週の報告で、西アフリカ三国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)の新規患者報告数が100人以下になったのもつかの間、今回の報告数は再び100人を超えて「124人」になっています。内わけは、ギニア「30 -> 39」、リベリア…
このBlogは引っ越しています。 「ファビピラビル・アビガン」の最新記事は、このリンクから読めます。 ギニアで行われている「ファビピラビル(favipiravir)・アビガン」の臨床試験の報告はまもなくだ、という事が既にアナウンスされていますが、シアトルで開…
「ファビピラビル・アビガン」の治療効果 第二報を出しました。この記事の情報よりも詳しいものです。ぜひ読んで下さい。ギニアで行われている「ファビピラビル・アビガン」の臨床試験の報告はまもなくだ、という事が既にアナウンスされていますが、投与結果…
リベリア(Liberia)で行われていた「brincidofovir」の臨床試験が中止された事に関して、国境なき医師団(Médecins Sans Frontières:MSF)が正式な発表を行いました。参考記事:「brincidofovir」の臨床試験 停止今回のMSFの記事中に非常に気になる部分が…
WHOが、エボラ出血熱の治療薬がなぜ迅速に提供されないのか、という事についての文書を公開しています。いつものように、子ども向けに概略を置きます。文書の全部が含まれてはいませんので、大人は下記のリンクを読んで下さい。この記事の続きを読む
WHOが、エボラ出血熱の治療薬がなぜ迅速に提供されないのか、という事についての文書を公開しています。いつものように、子ども向けに概略を置きます。文書の全部が含まれてはいませんので、大人は下記のリンクを読んで下さい。Tough challenges for testing…
BBCの記者が、リベリアで開始されたエボラワクチンの第ニ相臨床試験のもようを伝えています。Ebola crisis: First major vaccine trials in Liberia 2 February 2015 http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-31087727エボラワクチンの西アフリカ・リベリア…
エボラ出血熱の為の薬物として臨床試験を進めていた米国の「Chimerix」社による「brincidofovir」について、臨床試験が停止されたという報道が出ています。「Halted(停止)」ですが、記事を読むと幹部の発言から「取りやめ」になると考えられます。MSF側の…
現在のレシピは「ベターホーム」、「オレンジページ」、「レタスクラブ」、「NHK」、「キユーピー三分クッキング」です。「角煮」はレシピの数が多く、選ぶときにも「どれにしようかな、かみさまのいうとうり」状態ですので、レシピ名(リンクになっていて踏…
ギニア(Guinea)でエボラウイルスの遺伝子変異について継続的に調査を行っている科学者達が、現在「エボラウイルスの人間の間での感染性」がより高くなっているのかどうか、解析を進めている、とBBCが伝えています。Ebola outbreak: Virus mutating, scient…
少し前に、ファビピラビルの投与は有効だったのか? という記事を出しました。ファビピラビル・アビガンの臨床試験が行われている、ギニアの治療施設の状況を伝えている「RTBF」という報道社の出した記事について書いたものです。この記事では、なぜその記事…
WHOの2015年1月28日の報告によると、現在のエボラウイルス感染者は2万2092人で、死者が8810人になっています。エボラ出血熱について、WHOが発表した2015年1月28日の報告は、ウイルスの流行への対処が新たな段階に進んだ事を宣言しています。この記事の続きを…
eurekalert!を読んでいたら、狂犬病(rabies)で症状を発症してからも、生存の可能性をもたらせるワクチンについての報告がありました。「狂犬病」は、狂犬病ウイルスに感染した「動物」から人間に感染する、人獣共通感染症の一つです。この記事の続きを読む
「ファビピラビル(favipiravir)・アビガン」の臨床試験に関連して短報が出ています。情報の発信者は、Jean-François Delfraissy教授覚えていない人の為に補足すると、この方はフランス国立保健医学研究機構・微生物感染症研究所(l'Institut national de l…
シエラレオネでエボラ出血熱の支援活動に携わり、エボラウイルスに感染して発症した看護師、ポーリン(Pauline Cafferkey)さんが、無事に治癒してロンドンのロイヤルフリー病院( Royal Free Hospital)を退院した事が伝えられています。Blogでは治療の経過…
今回のエボラ危機を契機に、「非常時対応」で非常に迅速な臨床試験の実施が認められていたエボラワクチンが、いよいよ西アフリカでの臨床試験に向けて出荷されました。この記事の続きを読む
今日発表された最新のWHOのエボラ出血熱報告によると、2015年の1月18日の時点で、エボラウイルス感染者は2万1724人。そのうちの死者が8641人です。1月18日の時点での新規感染者の報告は、ギニアが20人。リベリアが8人。シエラレオネが117人になっています。…
Microsoft HoloLens (ホロレンズ)が発表されている。これ、多分大きい。今6時間の睡眠から目覚めたのだが。PC Watchが何やら不穏な記事を出している。 【速報】Windows 7以降はWindows 10へ無償アップグレード (2015/1/22 02:24) http://pc.watch.impress.…
エボラウイルスの遺伝子が急速に変異している事が報告されたのは、2014年の8月の事でした。参考記事:エボラウイルスの変異は急速それからまだ半年もたっていないのですが、今回新しい研究によって、現在エボラウイルスに生じている変異が、エボラウイルスに…
英国は、現在「エボラ出血熱の流行国」であるシエラレオネ(Sierra Leone)で医療支援を行っています。今回BBCは、その活動に参加し、英国への帰国後の自主隔離期間(エボラウイルスの最長潜伏期とされる21日間)を無事に乗り切ったある医師の体験を記事にし…