WHOの最新の発表がでました。WHO: Ebola Response Roadmap Situation ReportWHOによる集計日 9月21日感染(疑い事例) 6263 うち死亡事例 2917この記事の続きを読む エボラ出血熱のその他の記事を読む人用 エボラ出血熱の記事 目次

富士フイルムホールディングスが「フランスでのファビピラビルの使用」を公表したので古い記事にアクセスが増えています。 探すのは面倒だろうから、サイト内の記事をまとめました。 上から古い順番になります。この記事の続きを読む エボラ出血熱のその他の…

Sierra Leone widens Ebola quarantine to three more districts 25 September 2014 http://www.bbc.co.uk/news/world-africa-29360484エボラ出血熱は「国家の崩壊」を引き起こしかねない、と指摘されるほど大きな打撃をこうむっているリベリアに続いて、シ…

9月24日づけで、WHOのエボラ報告書が発行されました。WHO: Ebola Response Roadmap Situation ReportWHOによる集計日 9月21日感染(疑い事例) 6263 うち死亡事例 2917この記事の続きを読む

ワシントンポスト紙が、「これまで米国にエボラ出血熱の患者が入国していなかったのは、単にまぐれの幸運だったわけだが、いつまでも続くわけじゃなさそうだよ」、という記事を出しました。これは、概要にしたほうが解りやすようです。この記事の続きを読む

既に、リベリアは国連の場で「国家の存続の危機」を訴えています。「国家の存続の危機」は言いすぎだという意見はあるにしても、現地の状況が非常に不安定化してきている事は事実です。米国疾病予防管理センター（CDC）による、8月時点での感染予測の数字の…

追記 20157年2月5日 「ファビピラビル・アビガン」の治療効果は「有望」 「ファビピラビル・アビガン」の治療効果 第二報 ファビピラビル・アビガンの臨床試験 拡大決定 国境なき医師団によると、フランスの患者の状態は安定している、そうです。 エボラウイ…

エボラ出血熱の死亡率は70％？という前記事で、現在英国で人間を対象にした臨床試験第一相（毒性や免疫系の反応を調べる為の第一段階になるテスト）が開始され、危険な副反応が見られていないという結果を受けて、西アフリカでワクチンの試験を開始する、と…

Quality control method for RNA-seq using single nucleotide polymorphism allele frequency理化学研究所の小保方晴子氏らが発表した「STAP細胞」について、理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員が遺伝子解析を行い、その細胞が実際には論…

WHOに協力している英国の研究者達によって、エボラ出血熱の感染者は間もなく2万人を超える、という推計値が報告されています。論文が掲載されたのは「The New England Journal of Medicine」誌です。2009年のインフルエンザ・パンデミックの話でもたびたび名…

米国食品医薬品局（FDA）は、エボラウイルスの患者の特例的なアクセスプロトコルの下での治療の為に、Tekmira社が製造している「TKM-Ebola」を承認しました。それを受けて、Rick Sacra医師に使われていた「実験的な薬物」が「TKM-Ebola」だった事も発表され…

まず、今の数字を振り返りましょう。 今回のWHOの発表WHOの発表 9月21日発表 感染者 5833人 死者 2833人これがつい先ほどWHOによって発表された、現在把握されている感染者と死者の数です。この記事の続きを読む

この記事は、フランス人看護師のエボラ治療が母国で始まるの続報になります。追記：フランスの保健総局（Direction générale de la santé：DGS)からの情報として、「ファビピラビル（Favipiravir）」で治療されている事が確認された、と報道されています。 …

まず、前回のWHOの発表の数字をおさらいしますWHOの発表 9月14日発表 感染者 5335人 死者 2630人今回のWHOの発表WHOの発表 9月21日発表 感染者 5833人 死者 2833人この2800人を超える死者数はとうてい容認しがたい数字ではありますが、それでも、感染者と感…

うっかりしている間にCDCの航空会社向けのエボラ・ガイドラインが改訂されていました。項目は「検疫と隔離」 http://www.cdc.gov/quarantine/air/managing-sick-travelers/ebola-guidance-airlines.html 改訂日は2014年9月19日です要点は以下になりますこの…

シエラレオネは、先週末の金曜日から日曜日までの3日間にわたって、全国民が自宅にとどまる「外出禁止令」が発令されています。その間に、保健医療従事者達が戸別訪問を行って、啓蒙と状況確認を行う事が目的です。外出禁止令が出たシエラレオネの今、という…

アフリカから入国した人達が空港の検疫で隔離措置の対象になった、という事例は枚挙にいとまが有りません。船の中の急患が、アフリカが出航地だった為に上陸して病院で診察を受ける事を拒否された、というような話も出ています。（肝炎だった事が判明してい…

ル・モンド（Le Monde）は、フランスの新聞社です。この記事では、ル・モンド社の2つのWeb記事を使って リベリアでエボラウイルスに感染したフランスの女性看護師が、飛行機を使って母国に搬送された状況 実験的な薬物を使って特別な治療を受けている状況 「…

フランス国立保健医学研究機構（Instituto francês de Saúde e Investigação Médica：INSERM）の研究者が、日本の抗ウイルス薬「ファビピラビル（favipiravir・Avigan）」を、ギニアのエボラウイルス感染者達を対象にして11月からテストする、と語っている。…

記事を書こうとしましたが、無理でした。この記事は、Cokie van der Veldeという女性へのインタビュー記事です。彼女は、国境なき医師団（MSF）のボランティアとして活動しています。彼女は、エボラ感染からは遠い、安全な英国を離れて、治療薬もワクチンも…

西アフリカで発生したエボラ出血熱の流行は、ギニア（Guinea）に始まり、リベリア（Liberia）、シエラレオネ（Sierra Leone）という隣国でも深刻な被害をもたらしています。ギニアでは、つい数日前に「エボラ出血熱についての啓もう活動」の為に国内で活動し…

国境なき医師団（MSF）は、医療支援団体です。今回西アフリカで起きたエボラ出血熱の流行でも、その感染がギニアで報告された2014年3月の時点から、現地で対応をしています。現在も多数の医療スタッフが西アフリカで活動を続けているのですが、今回の流行事…

人工甘味料と、肥満や糖尿病との関係がニュースになっていますので、eurekalert!のリリースを日本語にしておいておきます。実際にどんな実験をして、どんな結果が得られたのか、まず読んでみてください。関連する記事は、腸内細菌群は肥満を左右するかもしれ…

非常に酷い事実が報道されています。今回の流行でエボラ出血熱の発生が最初に確認されたのはギニア（Guinea）の僻地です。悲惨な事件が、同じような立地の地域で起きました。Ebola outbreak: Health team 'found dead' in Guinea 18 September 2014 http://w…

昨日のWHOの発表で、エボラ出血熱の死者が、2630人に達した事が伝えられています。この記事は2014年9月にWHOが出した警告、エボラ出血熱と「血液」の闇市場の問題を扱っています。 まず、免疫のしくみと「抗体」について この記事の続きを読む

WHOの発表 エボラ出血熱の死者は、2630人に達した。これは9月14日現在でWHOが把握している数字です。 数日前に死者が「2400人を超えた」と発表し、その後2500人に近づいているという発表があったのですが、現実はより厳しく「2600人を超えている」事が明らか…

Ebola survivor pleads for world to save lives September 17, 2014 http://www.usatoday.com/story/news/nation/2014/09/17/house-ebola-hearing/15767053/米国の下院の外交委員会でエボラウイルスに関する公聴会が開かれました。発言が出ていました。短く…

私と同様にあまりにエボラ出血熱の拡大が速く、事態の進展が目まぐるしい為にすっかり忘れていた、という方もいらっしゃるでしょうが、あれよあれよという間に時間が過ぎ去り、「シエラレオネ（Sierra Leone）の外出禁止令」の期日が来てしまいました。 lock…

製造単価が低く抑えられ、扱いが容易な高効率の「dew collecter」に将来的に育つかもしれない技術が、Applied Materials & Interfacesに発表されています。Artificial 'beaks' that collect water from fog: A drought solution? Public Release: 17-Sep-201…

メリーランド州にある米国国立衛生研究所（National Institutes of Health：NIH）の施設で、エボラウイルス・ワクチンの人間での試験が現在進められていて、現時点では「問題になるレベルの危険性は無い」という事が伝えられています。 過去記事：エボラ出血…