米国の初期患者達の治療について
・・・ ずぼらな書き方です。
実は、この報道があった頃、まだ暑い盛りで、ちびくろサンボのバター虎のような状況でした。記事は読んでいたのですが、このBlogに掲載されていません。記事を作成できるようになったのは、三人目の患者になるサクラ医師が治療を受けた頃からになりました。
この記事は、米国の医療宣教師達が、リベリアでエボラ出血熱を発症して米国で治療を受け、退院した際のものです。事実経過をまとめると、感染した事実が報道されたのは2014年7月27日でした。
キリスト教の伝道組織であるSamaritan's Purse(サマリア人の財布)の職員としてリベリアで医療活動に従事していたケント・ブラントリー(Kent Brantly)医師とナンシー・ライトボル(Nancy Writebol)さんが、現地でエボラ出血熱を発症した事が報じられたのです。
発症後には現地でエボラ回復者の血液を輸血され、米国国立衛生研究所(NIH)が提供した「実験的薬物であるZMapp」を投与されていました。その後に二人は米国に医療救急ジェット機で搬送され、アトランタにある高度感染症治療施設の「エモリー大学病院(Emory University Hospital)」に入院して治療が続けられました。
幸いな事に二人とも命を取り留めていますが、治療で効果が得られた様に見えている「ZMapp」の有効性確認は、現在まで行えていない状況です。
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