エボラ死者達はタクシーで移動する

2014年のエボラ出血熱の大規模流行の震源地となったギニアでは、エボラ出血熱の流行が終息しないまま、流行の始まりから1年半という長い時間が経過しています。

隣国であるリベリアでは既に新規感染者の報告が無く、WHOによって正式に「エボラ出血熱の流行が終息した国家。エボラ清浄国」という認定が行われているのですが、ギニアはまだ鎮静化と再燃が繰り返されている状況にあります。

そして、「エボラ出血熱を発症した後の患者の体液との直接接触」以外では感染が広がらない、とされているエボラ出血熱の流行がこれほど長期継続している背景には、「ギニアの人々の意識・行動」の問題が存在しているという事が指摘されています。

今日のギニアの報道の中に「エボラ死者の遺体を首都に持ち込もうとした」人達が逮捕され、刑務所で隔離中というものが有りましたので、ちょっと詳細を見てみましょう。

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