睡眠時間が1時間減少した。

エボラ出血熱のリスクがBBCで報じられていたのを見つけたのが昨年、2014年の7月の末で、ちょうどSTAP QUESTの冒頭部を書き終えて、続きの為の資料集めを始めた時だった。

私のシッポを踏みつけたのは、エボラ出血熱の患者が出ている可能性がある村への同行取材。猫型なので真ん丸に膨れ上がった状態に一気に突入した。

それまで7時間だった睡眠時間は5時間に制限され、真夜中過ぎに目を覚まして、外電をチェックする日々がしばらく続いた。しばらくその状態が続いて、あるとき「これは山を越えた」と感じた。

その直後から睡眠時間は一時間増えている。だが現状の睡眠時間は「6時間」だ。日が暮れると眠くなり、夜中に目が覚める、という状況が変わらないまま、相変わらず外電を読んでいる。


もともと「暗くなると眠くなり、お日様がのぼる前に置きだして動き出す」というパターンで生きてきた普通の田舎の人なのだけれど、今回はなかなか極端だったな、と。何しろ2時間、つまり私が一つのタスクに割り当てている基本時間が睡眠時間から差し引かれたのだから。

さて。今の私から差し引かれている「1時間」は、何に使われているのだろう? エボラ出血熱の流行が収束したら、睡眠時間は7時間にもどるのだろうか?


私には制御できない、私の脳が作る生物としてのリズムが、何によって決定されているのかは、多分わからないままになるのだろうな。