「エボラゼロ」への長い道 シエラレオネ

2013年の暮れに、ギニアの森林地帯にある小さな村の男児の感染から始まったと考えられている今回のエボラ出血熱は、2014年の3月に流行が起きている事が世界に認識されてから1年以上が経過している2015年4月の段階でも、未だに終息していません。

最新の「WHOによって公式に確認されているデータ」では、エボラ出血熱の累計感染者数は「2万5228人」、累計死者数は「1万0462人」に膨れ上がっています。なお悪い事に、感染症の専門家達は「その数字は、実際には氷山の一角であるかもしれない」、と懸念しているのです。

今日のシエラレオネフリータウンの報道は、エボラ出血熱はまだ続いているという事実を再び思い出させてくれるようなものでした。シエラレオネ東部で、数か月の患者ゼロという記録が残念な事に破られた、というのです。

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